寒くなると雪が降ったり、地面が凍ったりする地域に住んでいるドライバーは夏タイヤ(サマータイヤ)から冬道用のスタッドレスタイヤに交換することになります。
「車を買ったばかり」や「最近乗り始めた」というケースで初めての冬を迎える場合、
- タイヤ交換は自分でしないほうがいい?
- いつまでにやったほうがいい?
など疑問に感じたり、悩んだりする可能性があります。
そこで、今回は雪国育ちで何回もスタッドレスタイヤに交換した経験がある当サイトの管理人がわかりやすく解説します。
安全を第一に考えるなら早ければ早い方が良いと言えます。
おすすめはズバリ10月!
- 北海道は早ければ10月に雪が降り始めるから
- 11月になるとタイヤ交換希望者でガソリンスタンドが混むから
- 欲しいスタッドレスタイヤが品切れですぐ買えない
以上3つの理由から10月のタイヤ交換を推奨。
※北海道の積雪状況が気になる場合、北の道ナビというサイトで調べることができます。
- タイヤ交換は自分でやらない方がいい?
- 完璧に手早く終わらせたいなら依頼すべし
これまで何回も経験しているなら自分でやるのは問題ありません。むしろ依頼する分のお金が浮くので金銭面で考えるとメリットはありますね。
ただ、一度もやったことがない初心者、未経験者は必ずしも無理に自分でやらなくても良いと考えています。
付け方が下手・甘い
ナットが緩かったり、タイヤを斜めに付けてしまったりなど付け方が甘くなると走行中に外れる確率がアップしますし、タイヤの消耗が激しくなることがあります。
意外と力が必要
ナットを締めたり、緩めたりするのは力仕事です。特に外れることがないようにしっかりと締めなければなりません。そのため、力仕事が苦手な人には向いていません。
ナット以外にタイヤを付けたり、外したりなどの作業も多少の力が必要です。
初心者は時間がかかる
慣れてしまえば短時間で作業を終えられますが、初めての場合は時間がかかってしまうのは仕方ないです。急いでいる状況で少しでも早く終えたい場合は無理に自分でやるのはおすすめできません。
最初は1本だけでも時間がかかってしまう可能性がありますし、最終的には4本全てを交換しなければなりません。時間に余裕をもって取り組むことが大切。
タイヤ交換作業で使用する工具は・・・・
- ジャッキ(車体を持ち上げる) 必須
- レンチ(ナットやボルトを回す) 必須
- 輪止め(車の動き出しを防止)
以上の3点。
※ ジャッキやレンチは車に付属されている場合が多い、輪止めは別途購入
いずれもホームセンターやカー用品店、ネット通販で購入可
- タイヤ交換はどこに頼べば良い?
- いろいろあります!
タイヤ交換を依頼できる施設はいくつかあります。たとえば・・・
- ディーラー(車を購入したお店など)
- ガソリンスタンド(エネオスや昭和石油など)
- カー用品店(オートバックス、イエローハットなど)
- タイヤ専門店(タイヤ館、カーポートマルゼンなど)
- 自動車整備工場(地域の整備工場)
などがあります。
どこに依頼するかは自分の好み次第。
ただ、それぞれで料金は異なるので事前にしっかりと確認したうえで比較することが大事。急いでいるなら予約状況で決めることになりますが、少しでも安く済ませたいなら情報収集は必須。
注意したいのは色々なオプションを付け加えて提案してくること。
- タイヤ交換・脱着
- アライメント測定・調整
- ゴムバルブ交換
- 窒素充填
①は当然として②~④は必須というわけではないこともあります。
依頼先も商売なのでタイヤ交換と合わせて各種点検だったり、調整だったりなど初心者にはよくわからないオプションを提案されます。
これらの全てが不要とは限りませんし、車のコンディションを良い状態でキープするできるメリットはあります。しかし、購入して間もない車や車検を受けたばかりの車のように不要なケースも少なくないはず。
ですから、提案されたらなんでも受け入れるのではなく、
きちんと質問してから決めることが大事!
その方が費用を安く済ませられますし、かかる時間も少なくなります。
料金や検査内容は必ずチェックし、質問したうえで冷静に考えることが大事!適当に決めないように注意!
体力的に不安があるなら無理をする必要はありませんが、タイヤ交換はできないよりもできた方がメリットは多いです。万が一、パンクしたとしてもスペアタイヤに交換できれば走行することは可能なので、移動できない状況は防げるでしょう。
依頼する場合の費用や移動する時間の節約効果も。
では、やり方をどうやって把握するかです。
当サイトのおすすめは
- 経験者に付き添ってもらう
- JAFのタイヤ交換動画を見る
この2つです。
経験者に付き添ってもらう
タイヤ交換の経験者に付き添ってもらえるなら初心者でもスムーズに作業を進められるはず。わからない部分を質問できるので悩んだり、困ったりすることは少ないでしょう。
また、交換中の作業でミスが発生した際もすぐに対応してもらえるので安全な方法です。
JAFの動画を参考にする
JAF(日本自動車連盟)に加入しておけばバッテリーの故障やパンク、雪道でハマる(スタック)などトラブルが起こった場合、連絡することで来てもらうことができます。ドライバーの強い味方と言えるでしょう。
そんなJAFではタイヤ交換の動画をYouTubeに投稿しています。管理人はこの動画でタイヤ交換の基礎知識を学び、実戦しました。
JAF以外にもタイヤ交換の動画はありますし、個人や法人のサイトでも解説しているものはたくさんあるので、自分でチェックしてお気に入りを見つけてください。
- 交換を依頼できるお店は色々ある
- タイヤ交換は力仕事なので自信がない人は依頼すべし
- 一度は自分でタイヤ交換しておくと万が一の状況に対応できる
- タイヤ交換のやり方を覚えるにはJAFの動画が良い
以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。