冬になって気温が下がると室内温度も下がるので寒くなります。その際に使用するのがストーブやエアコンなどの暖房器具。
その中でも手軽に購入できて簡単に使用できるのが電気ストーブです。ホームセンターやネット通販で購入できますね。
北海道の寒い冬を電気ストーブがあれば乗り切れるのかーー。
当サイトの管理人が貧乏学生だった頃、節約目的で実際に試したことがあるので体験談をご覧ください。
北海道の冬はとても寒い
冬なので全国的に気温が下がり、寒くなるのは当たり前のことですが、北海道は関東や九州などに比べると気温がかなり低くなります。
最高気温が0℃を下回って氷点下になることも…。また、気温の低さに加えて降り積もる雪もより寒さが強く感じる原因。
道内の中でも寒さが強い旭川だったり、帯広だったりなどは最低気温が-10℃下回ることも。道路がアイスリンクみたいにツルツルになることも珍しくありません。
そのため、外出する時は寒さを防ぐために頭から足の先までしっかりと防寒することが大事。
もし、12月~3月の間に北海道を訪れる予定の場合、防寒具だけはしっかり揃えることをおすすめします。
また、外気温が低いと室内温度も低くなるので、ストーブやエアコンを使用して温めます。
北海道は暖房と言えばエアコンよりもストーブを使用している世帯が多い印象。
当サイトの管理人は北海道で生まれ育ちました。一人暮らしをスタートさせた学生時代も北海道。
大学時代に一人暮らしをスタートさせたわけですが、貧乏だったので少しでも節約したいと思っていました。新たに暖房器具を買いたくないということで、実家から持ってきた小型の電気ストーブで北海道の真冬を過ごしてみることに。
代表的な3つのストーブ
色々なストーブが販売されていますが、今回は管理人の使用経験のある3つに分類。
電気ストーブ
- 電気を利用
- 本体価格は数千円から
- 400w・800w、300w・600wなど2段階切り替えできるタイプが多い
- コンパクトサイズが多いため、自宅やオフィスなど限られたスペースで使いやすい
- コンセントに差し込み、スイッチをオンにするだけで使える
ガスストーブ
- ガスを利用
- 本体価格は数千円から
- 都市ガスやプロパンガスを契約する必要がある
- コンセントに接続し、スイッチONで点灯
- 温風が出るので暖かい
石油ストーブ
- 灯油を利用
- 本体価格は安い物で1万円前後
- 据え置きタイプ(大型)は業者に設置してもらう
- ポータブル(小型)タイプは自分で灯油を購入し、タンクに投入
- コンセントに接続し、スイッチONで点灯
※ 据え置きタイプ(大型)は戸建て住宅の場合、定期的に業者に灯油配達を依頼する必要があるでしょう。集合住宅の場合は家主が契約して定期的に補充しているため、残量を気にせず利用可能
貧乏学生の電気ストーブ生活
- 期間:11月~3月
- 居住地域:札幌市
- 物件:賃貸アパート(築40年以上)
- 電気ストーブ:400w・800wの2段階切り替え
秋になると寒くなり始める北海道。11月になるともう結構寒いです。ただ、11月はまだ秋ですし、日中は暖かい日もあり、電気ストーブだけで暮らせました。
暖かい日は問題なかった11月に比べると、12月はもう本格的な冬ということで毎日寒い日が続きます。雪が降り積もって寒さが強くなる状況。ただ、そんな初旬や中旬は電気ストーブの800wにして乗り切れました。
ただ、12月の下旬は寒すぎて…。800wにしても室内の温度は全然上がらず。電子レンジやドライヤーなど一緒に使っていたらブレイカーが落ちるトラブル。もう寒くて寒くてしんどかったです。これ以上は無理!ということでついに観念して賃貸アパートに備え付けのガスストーブ(プロパンガス)を使ってしまいました。
1月は12月よりもさらに気温が下がって寒かったです。仕方なくガスストーブを使っていたのですが、ガス料金の明細を見て落胆したのを憶えています。プロパンガスだからなのか電気ストーブの時に比べると暖房費が高くて・・・・。
そこで、親から勧められたのが石油ストーブ。小型の石油ストーブをプレゼントしてくれました。ガソリンスタンドで灯油を買い、タンクに投入してスイッチオン…。暖かい風が部屋の中に広がるーー。
石油ストーブを使いました。気温が低い日は寒かったけれど、耐えられる範囲。電気ストーブ・ガスストーブは使用せず。
電気ストーブ生活の挑戦を終えて
結果・感想
電気ストーブで北海道の冬を乗り切るつもりでしたが、12月でギブアップという情けない結果に。
ただ、寒さを我慢するのは辛いですし、体調面的にも良いことではないです。また、ガスストーブや石油ストーブの暖かさも知ることができたのでプラスだったと思っています。
ガスストーブと石油ストーブはどちらもおすすめですが、管理人としては石油ストーブ推しです。
石油ストーブを推す理由
- なぜ石油ストーブ推しなの?
- メリットが多いから!
- ガスストーブより費用面でオトク
- 電気ストーブより部屋を暖められる
- ポータルブル灯油ストーブは業者に設置してもらう必要がない
温かさの面ではガスストーブと差はないと思いますが、費用面では石油ストーブの方がオトクな気がします。特に都市ガスではなくプロパンガスだと高くなる印象。
灯油の値段は年々上がっているものの、石油ストーブの方がコストを安く抑えられるでしょう。ただ、配送してもらうとその分が加算されるので、安く済ませるなら自分でガソリンスタンドに行って買うのがベスト。
また、石油ストーブは電源と燃料があればすぐにでも使い始められるので、ガスストーブよりも手間をかけずに使用できる点も推す理由の1つ。
賃貸物件は石油ストーブが使用できないケースも
- ポータブルだと灯油を自分で購入する必要がある
- 灯油タンクの運搬は力仕事
- 灯油切れになったら大変
- 据え置きタイプ(大型)は業者に設置してもらう
- 賃貸物件によっては使用不可
アパートやマンション、戸建て住宅などの賃貸物件の全てで石油ストーブを使用して良いわけではありません。中には使用不可のケースもあります。
まとめ
- 北海道の冬を電気ストーブで乗り切るのはかなり大変
- 体調面を考えると控えるべき
- 料金は高くなるが、ガスストーブや石油ストーブの方が暖かい
- 石油ストーブの方がガスストーブより費用面でオトクな印象
- 賃貸物件によっては石油ストーブを使用できない
以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。